雨垂れ石を穿つ

こんにちは!あるぼらの山本です。

 

大学を卒業し、春から新社会人です。

設立から関わってきたあるぼらを卒業することになりました。

今回でブログを更新することもホームページを更新するのも

最後になりました。

 

 

あまり文章を書くのは好きではないので

今まで写真をつかってブログはごまかしてきましたが

さすがに今回ばかりはしっかり書きたいと思います。

 

 

 

 

あるぼらでの思い出はたくさんありすぎて

どれも鮮明に覚えています。

その中でも、特に印象に残っている

少し昔のあるぼらの話をしたいと思います。

 

 

 

 

あるぼらは最初「smile for tohoku プロジェクト」という名前でした。

そのプロジェクトのひとつとして「アルバイトでボランティア」が生まれました。

1日100人が一斉にアルバイトをして

そのお金を寄付するという単発のイベントの予定でした。

 

4年生1人、3年生3人、2年生3人。

第1回あるぼらが終わり先輩たちが全員卒業し

残ったのは私たち2年生だけでした。

 

 

継続的な支援が必要だよね。でもこの次どうしようか?

次のアルバイト先どうしよう?

寄付先どこにしよう?

どうやって参加者を集めよう?

手探り状態からはじまったあるぼらでした。

 

 

参加者集めが正直一番大変でした。

「ひとり○人集める」というノルマを課さなければ

参加者が集まりませんでした。

ホームページで呼びかけても

チラシを貼っても

「あるぼらって何?」そればかり聞かれました。

 

 

それでも少しずつ、少しずつ

あるぼらに賛同してくれる人が増えていきました。

 

 

あるぼらメンバーが入っては抜け11人のメンバーが卒業しました。

私も内心「いつ卒業しようかな」と考えていました。

 

 

そして、震災から2年が経った頃

あるぼらは今後どのようなカタチに進むのかという議論になりました。

 

 

震災復興をメインにするならば

アルバイトでボランティアをするだけではなく

ほかのプロジェクトを行って支援をするべきなのか

それとも、アルバイトでボランティアをメインとするなら

震災復興以外にもほかの社会問題に対しても支援をしていくのか

 

 

当時のメンバー4人では答えを出すことができませんでした。

あるぼらを続けていくのか

もうあるぼらを辞めるのか

メンバーのなかでも揺れ動いていました。

 

私を含め3人が就活生ということもあり

あるぼらの活動は半年休止しました。

 

 

 

 

内定をいただき、少し落ち着いた5月

「あるぼらに興味がある子たちがいるから一度会ってみない?」

とアドバイザーの浜中さんに言われ

久しぶりにあるぼら会議が行われました。

 

 

そのときに来たのが、現代表の高島くんと寄付先担当の千尋ちゃんでした。

前代表も抜け、完全にモチベーションが下がってしまっていた

私たちにとって彼らはとてもまぶしく見えました。

 

 

彼らを中心とした新しいあるぼらを影から支えていこう

そう思っていたはずなのに、気付けば夢中になり

自分もあるぼらに没頭していました。

 

 

 

高島君が代表になり、すぐに行った第6回あるぼら。

1ヶ月後には、北海道アントレプレナーシップ2013に出場し優勝。

そしてみんなで横浜に行き、地域若者チャレンジ大賞2013に出場しました。

優勝はできませんでしたがみんなでひとつのものを作り上げ

一緒にすごした時間は忘れません。

 

 

バタバタと時間が過ぎ、気付けばあるぼら卒業に。

 

最初4人だったあるぼらも気付けば11人に。

あるぼら参加者から運営メンバーになったあいりん、天笠くん。

あるぼらのポスターを見てきた田中。

あるぼらに興味をもって来てくれた八木くん、よこてぃー。

一緒にあるぼらを続けるか悩んだりょうた、翔平さん。

そして、初代あるぼらからずっと一緒に活動してきた木屋君。

 

たくさんのかけがえのない仲間が増えました。

 

 

 

 

 

アルバイトしたお金を寄付する?

被災地は苦しんでるのに楽しみながら支援をするのか?

本当に支援したいなら現地に来い

たくさんの意見をいただきました。

 

 

本当にあるぼらをやっていて良いのか

ただの自己満足ではないのか、東北のためになっているのか

そう迷ったこともありました。

 

 

今年の2月にあるぼらメンバーで寄付先を訪れました。

あるぼらをはじめて3年、初めて現地に行きました。

東北の方々はみなさんあったかくて力強くて

前を向いて生きている姿勢に心が打たれました。

 

 

「腰のまがったおじいちゃんも背筋をのばして楽しそうにもちをついていたよ」

「餅つきが終わった後に、また次もやろうね、って声を掛け合って、みんな楽しみにしてるよ」

「立派な杵と臼をおくってもらった。大事に大事に使うね」

とお聞きしました。

 

 

私たちが迷いながら、選びながら行ってきた

“あるぼら”は決して無駄ではなかったのだと

胸を張って誇りを持ってあるぼらをして良いんだと思いました。

 

 

 

 

私はあるぼらを卒業しますが

今後は後輩たちがあるぼらを引き継いでくれます。

 

最初は不安で抜けてから大丈夫なのか心配でしたが

後輩たちの姿を見て「この子たちなら大丈夫」と心から思いました。

あるぼらメンバーとして過ごしてきた3年間はとても

貴重な時間でかけがえのないものになりました。

本当にあるぼらをしてよかった。

大切な仲間たちに会えました。本当に本当にありがとう。

 

 

今私たちにできることを

あるぼら-アルバイトでボランティア-

新しいひとつの支援のひとつになれば。

 

 

 

あるぼらがどうなっていくのが楽しみです。

これからもあるぼらをよろしくお願いします。

 

 

2014.3.29 山本千穂

 

 

 

 

 

2011年05月 設立

2011年08月 第1回あるぼら

2011年08月 第1回あるぼら報告会

2012年02月 第2回あるぼら

2012年03月 第3回あるぼら

2012年07月 第4回あるぼら

2012年08月 第5回あるぼら

2012年10月 第2回あるぼら報告会

2012年11月 極上干物パーティー開催

2013年08月 第6回あるぼら

2013年09月 北海道アントレプレナーシップ優勝

2013年10月 地域若者チャレンジ大賞 優秀賞

2014年01月 第7回あるぼら

2014年02月 第8回あるぼら