東北訪問記

 

こんにちは!高島です。

 

11月8日から10日にかけて東北へ飛び立ち

 

あるぼらで過去に寄付した地域を訪れました!

 

ブログの更新が遅くなってしまいましたが

 

今回はこの3日間を振り返りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

1日目~仙台ゾウプロジェクト~

 

初日の予定はこれまであるぼらで何度も手助けして頂いた

 

仙台ゾウプロジェクトの相沢さんや

 

横浜で行われたチャレコミであるぼらのために駆けつけて下さった

 

同じくゾウプロの長谷川さん、

 

そして、お二人の仲間であるゾウプロの方々との交流です!

 

 

 

相沢さんはあるぼらが寄付先を探す際に

 

その寄付先との仲介役を担って下さったり、寄付品の納品で面倒を見て頂いたり

 

これまで何度もお世話になってきました。

 

電話では何度かお話していましたが、僕が実際にお会いするのは初めて。

 

実はちょっと緊張していました…笑

 

長谷川さんは先月のチャレコミで僕や浜中さんと共に舞台に立ち

 

あるぼらについてプレゼンして頂きました。

 

とてもカッコイイ方で再会を楽しみにしていました!

 

 

 

講義を終えこれから仙台に飛び立つというこの日、札幌では初雪が降りました。

 

びしょ濡れになりながら新千歳空港へ。何故この日に降ったのか…。

 

仙台空港に到着すると数日前から仙台入りしていた木屋さんとかとち(加藤)と合流し、この日泊まるホテルに向かいました。

 

 

 

そこのロビーにいたのは…

 

そうです!相沢さんです!

 

 

 

電話でのやり取りではまるで家族の様にとても温かく接して下さりましたが

 

実際に会ってみても電話と同じく素敵な方でした!

 

初対面にも関わらず手厚い歓迎…本当に感謝です!

 

 

 

その後仙台の居酒屋に移りゾウプロジェクトの他のメンバーの方とも合流しました。

 

そこには長谷川さんも!お久しぶりです!

 

他にも

 

ゾウプロの楽しい企画ばかり参加しおいしいとこ取りをしているというつーさん

 

誰か思い出せないのですが俳優に似ているカニさん

 

皆さんとても個性的で楽しい方々でした!

 

 

 

ゾウプロではみんなアダ名で呼び合っていること

 

過去にみんなで雪合戦やマラソンをしたこと

 

飲み会などで出た話をそのままゾウプロの企画としていくつも立ち上げたこと

 

ゾウプロメンバーでお酒が大好きな人やパンを作るのが上手な人がいること

 

仙台の美味しい食べ物を頂きながらたくさんお話を聞かせて頂きました。

 

2月には過去に臼と杵を寄付した南三陸で餅つきをするそうで、

 

「その時にまた会おう!」と約束も交わしています。

 

またお会い出来るのを本当に楽しみにしています!

 

 

2日目~南三陸・奥松島~

 

前日結局3軒のお店を回ったものの朝6時に起床し8時に相沢さん達

 

と合流。

 

この日は長谷川さんが不在ですが新たにパン職人のバタ子さんも加わ

 

りました!

 

後から知りましたが実はバタ子さん、社長さんだそうです。

 

ちなみに長谷川さんも社長です。

 

皆さん凄い方ばかりで…お見逸れしました!

 

 

 

この日は昨年臼と杵を寄付した南三陸を訪問し

 

夜は今年8月行われた第6回あるぼらの寄付金でライフジャケットを

 

寄付する

 

奥松島の民宿に泊めさせて頂きます。

 

南三陸に寄付した時、僕はまだあるぼらに加入していませんが

 

寄付した臼と杵を管理している高橋さんとは電話で話しており

 

「是非来てください!」と言われていました。有り難い限りです!

 

 

 

最初に向かったのは南三陸の住民の方々がいる仮設住宅。

 

相沢さんの希望でゾウプロの方を含めみんなでそこの庭に

 

球根やチューリップの種を植えるお手伝いをします。

 

住民の方々はあるぼらの名前を存じて下さっており

 

「あー!あるぼらの方ね!あの時はお世話になりました!」と言われ

 

とても感激しました!

 

作業中も皆さん明るく元気な方々でとても楽しかったです!

 

作業が終わると仮設住宅の中で一服。

 

お菓子にコーヒーに果物に漬け物に…。たくさん頂いてしまいまし

 

た。

 

何だか実家がもう一つ出来た様な…それくらい皆さん温かい方々でし

 

た。

 

別れ際に「こうして皆さんとも会えたから、津波に遭っても良かった

 

よ」とのお言葉が…。

 

感慨深いですね…。

 

次回東北に来るときは必ずここに訪れようと思います!

 

 

次に訪れたのは臼と杵を管理して下さっている高橋さんのお家です。

 

高橋家にはアルボライザーであるのりす(有坂)が昨年末にお邪魔し

 

ています。

 

のりすも以前「本当の娘の様に迎えて頂いた」と言っていました。

 

この日は他のボランティアの方々も来ており

 

来て早々その方々も含めみんなでイカやホタテ、秋刀魚など

 

南三陸で捕れた美味しい魚介類を頂きました!

 

 

ご飯を頂きながら震災当時の話を伺います。

 

高橋家の次男さんは

 

「震災直後の光景は特撮映画を見ている様だった」

 

「長男と連絡が取れず、一時は諦めかけていた」

 

「市役所に行った時に兄と再会し泣きそうになった」

 

「兄は自分を見て「よう!」と軽いノリで声をかけてきた」

 

などなど当時の様子を詳細に話して下さりました。

 

 

食べ終わった後は高橋さんの奥さんが当時の写真を見せてくれまし

 

た。

 

写真に写る震災直後の家は津波に飲まれ跡形も無くなっています…。

 

10数メートルの津波が家を襲ったと聞いた時はその高さを想像しゾ

 

ッとしました…。

 

震災の恐ろしさを再認識します。

 

 

他にも

 

震災前の海やそこで捕れた牡蠣・ワカメなどの写真や

 

震災後に行った船の進水式の写真も見せて頂きました。 

 

印象的だったのは大変な経験をされていたにも関わらず

 

高橋さん達は終始笑顔で懐かしそうに話していたことです。

 

特に奥さんはチャレコミの時に長谷川さんが「高橋家の名物母さん」

 

と仰っていた様に

 

とても明るくチャーミングな方でした!

 

震災にも負けず元気な皆さんを見て逆にこちらが元気を貰い

 

最後はみんなで記念撮影をして笑顔でお別れしました!

 

また東北に行く際は高橋さん家も伺わせて頂きます!

 

 

高橋さん家から離れ、奥松島の民宿へと向かいますが

 

その前に相沢さんが被災地の中でも知名度の高い

 

「防災対策庁舎」と「大川小学校」へと連れて行ってくれました。

 

今回の目的とは外れますがとても印象的でブログにも書きたいと考え

 

ていました。

 

 

防災対策庁舎は役員の方々が津波の来るその瞬間まで建物に残り

 

街の人々に避難を呼びかけていた場所です。

 

ほとんどの職員は津波に流され

 

 

残った建物の前には多くの供え物が置かれています。

 

大川小学校は津波が来ても安全と定められていた中

 

それを上回る高さの波が押し寄せ多くの死亡者が出た場所です。

 

こちらもボロボロな校舎の残った土地に花や線香が上げられていま

 

す。

 

どちらもインターネット等で調べると悲惨な記事ばかり目に映りま

 

す。

 

 

現地に行ってみると殺風景な土地に異様な雰囲気が漂っていました。

 

今回の訪問で最もリアルに震災を感じられた場所です。

 

ここで見たことや感じたことは決して忘れない様

 

心に留めたいと思います。

 

 

夕方頃、相澤さんの車で送って頂き奥松島の民宿に着きました。

 

相澤さんやゾウプロの方とはここでお別れです。

 

本当にありがとうございました!

 

宿に着くと寄付のやり取りをして頂いていた小野さんが出迎えてくれ

 

ました!

 

とりあえず部屋に荷物を置き、少し休んでから夕食を頂きます。

 

ここでも奥松島で捕れた美味しい海鮮物を頂きました!

 

夕食の席に小野さんも来て下さり色々なお話を伺います。

 

震災当時の奥松島の様子や

 

この時期の体験ネットワークの活動、

 

民宿のお仕事の話などたくさんお話しを聞かせて頂きました!

 

その後は部屋へ戻りゆっくり休みました。

 

一日に何軒も訪問出来、充実した一日でした!

 

 

 

 

 

 

3日目~奥松島・北海道~

 

この日も朝食で海苔や魚などの海鮮物を頂き

 

その後奥松島体験ネットワークの方々の元へ向かいました。

 

今日はいよいよこの日届いたライフジャケットを寄付します!

 

 

 

少し天候の悪い中皆さんの待つテントへ向かうと

 

そこにはダンボールに入った大量のライフジャケットが!

 

大人用、子供用のライフジャケット計40個に

 

それぞれ「あるぼら」のロゴが入っています!

 

学生達が働いて得たお金で立派なライフジャケットが出来

 

実際に触れてみて感動しました!

 

体験ネットワークの方々もとても喜んでくれていました!

 

せっかくなので全員でライフジャケットを来て記念撮影。

 

皆さん良い笑顔でした!

 

 

この後は実際に奥松島体験ネットワークの体験型観光をさせて頂きま

 

す!

 

…のはずだったのですが、あいにくの天候のため

 

船が出せず中止になりました…。

 

とても楽しみにしていましたが、天候には勝てません…残念!

 

それでも次回東北に来た際に体験させて頂く約束をしました!

 

東北での約束がどんどん増えています(笑)

 

 

その後体験型観光の代わりに普段使っている倉庫の中を見せて頂きま

 

した。

 

子ども達に人気のバナナボートなど

 

海で実際に使われる備品がたくさんありました。

 

それらの備品のほとんどでライフジャケットを使われるそうで

 

改めて自分達の送ったモノが必要とされている事を感じ嬉しく思いま

 

した!

 

僕にとって初めての寄付でしたが、無事寄付出来て本当に良かったで

 

す!

 

今後もこのような嬉しい思いを味わえたらと思います。

 

 

奥松島での訪問も無事終わり

 

帰りは小野さんが松島まで車で送って下さりました。

 

またもや面倒を見て頂き本当にありがとうございました!

 

次回の奥松島への訪問を楽しみにしています!

 

 

 

その後は松島や仙台で少し観光もし

 

仙台空港までは再び相澤さんが車で送って下さり

 

空港では美味しい牛タンとはらこ飯をご馳走して頂き

 

いよいよ東北ともお別れです…。

 

 

 

東北では本当に楽しい思い出ばかりで

 

「もう少しいたかったな」と皆で言い合っていました。

 

北海道に負けず劣らず寒い土地でしたが

 

東北の人達は本当に温かい人ばかりでした。

 

皆さんのかけて下さった温かい言葉や明るくて元気な姿は今も目に焼

 

き付いています。

 

ここでの出会いや感じたことを大切にし

 

今後もメンバーと力を合わせあるぼらを続けたいと思います!

 

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